This entry was posted on 月曜日, 8 月 4th, 2008 at 11:40 PM and is filed under ブログ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.


モバイル機器による P2P 利用が問題化の兆し
米連邦通信委員会 (FCC) と大手通信業者 Comcast との間で繰り広げられていた、プロバイダのトラフィック管理手法を巡る規制論争は、8月1日をもって終わりとなったかもしれない。だが、ユーザーのネット ワーク利用に対して、サービスプロバイダがしていいことと悪いことに関する議論自体は、新たな論争の場が現われつつあることを考えれば、これで終わりとい うことはないだろう。その場とは、モバイル ワイヤレス ブロードバンド環境だ。
米国最大の無線通信事業者 AT&T は、FCC に宛てた書簡の中で、モバイル ワイヤレス ユーザーによる P2P アプリケーションの利用は阻止しないが、「非常に大きなネットワーク容量」を占有するような利用の仕方は禁じていることを明らかにした。同社はまた、ネッ トワーク管理ツールを使用して P2P 利用行為を阻止するようなことはないとしている。
これは、FCC の委員 Robert M. McDowell 氏からの要請に応えたもので、McDowell 氏は AT&T に対し、ブロードバンド問題に関連して先ごろ開かれた FCC の公聴会で、P2P に対する AT&T の方針について情報を提供するよう求めていた。
これまでよりリッチなモバイル インターネット体験が可能なスマートフォンを購入するユーザーが増え、より多くの加入者を呼び込める良質のネットワーク サービスを提供しようと無線通信事業者がしのぎを削る中、ワイヤレス機器を利用した P2P ファイル共有が行なわれるようになった。
通信業界のアナリスト Jeff Kagan 氏は取材に対し、「現在のところ、これ (ワイヤレス機器による P2P 利用) は大きな問題ではない」と語った。同氏によれば、ほとんどのモバイル機器所有者は「穏健な」インターネットユーザーだという。
だが、モバイル機器でインターネットに接続するユーザーの数は、スマートフォンがさらに素晴らしいインターネット体験を提供するにつれて増えていくだろう。
Kagan 氏によれば、ここ数年間、無線通信事業者はこうしたネットワーク関連の問題の調査と追跡を続けており、彼らの決定した方針が規制当局や一般ユーザーの怒りを買う結果になる事例がたびたび起こっているという。
同氏は次のように語った。「インターネットが成長した理由の1つは、政府が手を出してこなかったからだ。しかし、やがては P2P によるファイル共有などの問題に政府が関与せざるを得なくなるかもしれない。そういった活動は、ネットワークや他のユーザーに対するネットワーク サービスに影響を及ぼすからだ」
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